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不思議なもんです

ここのところ12時近くまで会社に居る事が多い
深夜残業も連続だとつらい
そういうときはYTがいつも携帯から「体に気をつけて」「だいじょうぶ?」とメールを送ってくれる
彼女は今付き合いのある女性の中では一番マメにメールをくれる
実際に会う頻度も一番おおいけどね
お互いにやり取りするメールの内容はどう見ても熱烈恋愛中、って感じなんだけどね
それでもお互いの家庭はそこそこうまく行ってるのが不思議
お互いの(正式な)パートナーの事があくまで第一なわけだ
つくづく夫婦の愛情とは不思議なもの
ま、結婚経験の無い子にはなかなか理解してもらえないが....
# by kani-syumai | 2004-06-03 07:57 | 隠し事日記

風邪をひかなければ

MSは来月から旦那を日本に残してハワイに移住予定とのこと
ここ数ヶ月メールのやり取りが途絶えていた
色々あったらしい、彼女なりに
で、以前話していたドライブに連れて行ってあげることにした
彼女の方は旦那の居ない平日の昼間じゃないと動けない
土曜日、という手は彼女が勤めをやめてしまった今では使えない
しかたない、風邪を引くしか無いな....
彼女は30歳、基本的に好みのタイプ
愚痴を聞いてあげましょか
# by kani-syumai | 2004-06-02 12:33 | 隠し事日記

変わって行った彼女:300円のデート

1年ほど前までつきあいのあった女の子の話
専門学校に通う細身の少し影の薄いおとなしい女の子だった
出会いのきっかけはまぁ、いわゆる援助交際というやつ
ちょこちょこと出かけるテレクラ通いで知り合った子だ

最初に会ったときはひどくおどおどして声を掛けたときも驚くような反応だった
援助交際は始めてと言うわけではないらしい
高校生の時に1,2度したことがあると言う
会話らしい会話もなくホテルに入ると1人でそそくさとシャワーを浴びに行く

入れ替わりにシャワーを浴びて出てきた私に棒のようにまっすぐにベッドに横たわったまま「早めに済ませてください」と言う
(しまったはずれだった....)
そう思いながらベッドに横たわる彼女の横に入っていった
「私、あんまり感じないから、痛いだけだから」
なにか手をふれるのも悪い気がして横になって彼女を見下ろしていた私に彼女は言う

高校の時友人達がみんなしているからということで援助交際をしたのが始めてだったと言う
5万円という相場より少し高い金額で処女を売り払った彼女はその後も1,2度友人に誘われて援助交際という名の売春を繰り返した
「そんなにイヤじゃなかったけど、痛いのだけはイヤだった」のだそうだ
やがて高校を出て専門学校に通い始めてすぐに今の彼氏と知り合った
始めたばかりのバイト代が貰えるまであと数日でまず最初にきつくなったのが携帯代
(携帯代を払うために援助交際に走る女達のなんと多いことだろう。彼女たちの相手をする男達よ、NTTドコモに感謝しなさい)
「彼氏とエッチするでしょ?そのときも痛いだけ?」
彼女に聞くとうなずく
「全然きもちよくないってことはないけど、やっぱり痛い。でも彼が喜ぶからガマンできるんだよ」
ベッドに横になったまま話は続いた

「ねぇ、しないの?」
「うーん、別にしなくてもいいよ」
そんなやり取りがあってもいつのまにか始まってしまう
ただいつもより優しく、入念に
すぐに身を固くしてしまう彼女をずっと抱きしめながら
結論として彼女は本当の意味での不感症でもなかった
確かに経験も少なく今までの経験も彼女を女として感じることのできるほどのものではなかったのだろう
同い年の彼氏にしてもだ
それなりに小さな声も漏らし、男を受け入れるようになってきた
まだ、まだ
今日は最後までいかなくてもいいと思いながらも彼女を喜ばせる事に専念する
彼女が入れてくれと頼んでもまだじらし続ける
正直こちらも疲労感を感じるに至ってようやく彼女の上に覆いかぶさった

ホテルから2人出会った場所へもう一度車を走らせた
ほとんど無言のままだった時に携帯のメール着信音
私のだ
気づかない振りでそのまま車を走らせる
「ね、メールアドレス教えて」
車を止める間際に彼女が言う
止めた車の中私の言うアドレスを復唱しながら自分の携帯に入力していく
彼女と別れて家の近くまで来た時また携帯にメールが入った
「今日は本当にありがとうございました」
星屑を意味するメールアドレス
顔文字も絵文字も無いメールが彼女らしいと思った

彼女と最初に会ってから1ヶ月近くが立っていた
正直忘れていたと言っても良い
もちろん完全に忘れた訳ではないが、何か不思議な、それでいて影の薄い彼女とのやたらに疲労感ただよう(笑)事実など日常の中でそんなに重みをもつものではない
そんな中に携帯に見知らぬメールが入っていた
「今晩あいていませんか?助けてもらいたいんだけど」
星屑を意味するそんなメールアドレスだった
「ごめんなさい、誰か分からないんだけど」
返したメールにはすぐに返信が来た
「○○です。1ヶ月くらい前に会ったんですけど」
「ごめん、どこで?」
返したメールに返信は無かった....

それから2、3日してまたメールがあった
「今晩あいてませんか?以前××で待ち合わせして会った○○です」
前のメールでたぶん彼女じゃないかとは思っていた
やっぱりそうだと確信して、今度は「いいよ、○○さんって言うんだね、この前は名前聞いてなかったから....」
それから何回かメールのやり取りをして仕事帰りに落ち合う事にした

援助交際で会った女性から連絡があることはよくあることだ
その多くが「いいお客」とこっちを認識してのことだけにそう会う事も無い
何度かメールのやり取りをしているうちにお金の話を切り出してくる
そうすればすぐに「今日は持ち合わせが無いから」で断れる
もちろん会ってから切り出してくる子も多いがそうなったらそうで食事だけして財布をからにしてみせればあきらめる

彼女の場合そういった話が出てくる事も無く会社の近くのファミレスで簡単な食事を取った
「夏ぐらいには結婚しようと思って....」
食事の間ほとんどしゃべらなかった彼女は彼女の自宅のある方向へ走る車の中で話し始めた
彼氏とは結婚を考えていること、それでもエッチは相変わらずあまりよくはないこと
「彼ってすごく下手だったんだね」と言って笑った
「下手だからって浮気するのかよ」
笑いながら言う私に彼女はまだ援助交際を続けてる事をまるでダイエットを続けてるかのように軽く言う

実はこの1ヶ月の間に何回かはテレクラで相手を見つけていたのだという
「彼を愛してるし、お金貰ってだから浮気じゃないと思う」
なにかへ理屈のように思える
(やっぱりそうか....私は客か)
いつものパターンだということが分かってすぐに予防線を張ろうと思った
「悪いけど私、今ほとんど持ち合わせが....」
私の言葉を遮るように彼女は言う
「3000円ぐらいでいいけど」
「えっ?」

彼女はすっかり変わっていた
ホテルの部屋に入ってすぐに私にしがみついて来た
ひどく積極的になっている
実際のところこの前に比べると私の一つ一つの動きにも彼女の反応はかなり違って来ている
正直学校の授業のような時間だったものが、ぎこちないものの彼女自身が私の動き一つ一つを感じ取ろうとしているのが分かった
少なくとも全身に力を入れて歯を食いしばっているなんてことが無くなっただけでもすごい進歩だ

「本当に3000円ってわけには行かないだろ」
ホテルで金を受け取ろうとしなかった彼女に帰りの車の中で1万円札何枚かを渡そうとした私を押しとどめた
「300円でいいよ」笑いながら言う
戸惑う私の前のコインホルダーに手を伸ばして100円玉3枚を取る
「私も楽しかったし....」

「またメールするね」
彼氏と暮らし始めたばかりだと言う駅前の商店街で車を降りた彼女は手を振りながら帰っていった

それから週に1度ぐらいの頻度でメールがくるようになった
たいていはこちらの方の仕事の終わる少し前に
「今日は援助してもらえますか?近くまで来てるんですけど」
そう、何度会っても彼女はあくまでいわゆる援助交際=売春であることにこだわった
「彼氏と結婚するの」
そう言い続ける彼女にとって彼氏を裏切ってる訳ではないと言う言い訳なのだろう
あくまで「援助交際」で「お金のため」であることは
たとえそれが1000円札数枚であったり、ファミレスの安っぽい食事であったり、はたまた「家まで送ってくれたから」であったりしてもだ
だからといって別に彼女が私に対して特別な恋愛感情を持っていた訳でもない
それほどうぬぼれては居ないつもりだ
彼氏や私以外の男の存在もあっただろう

存在感の薄い彼女とのなにかとらえどころの無い付き合いはそれからもしばらく続いた
肌を合わせるごとに彼女は変わって来ている
変わっていく原因が自分にあったのか、他の誰かにあったのかは分からないが

目隠しをして部屋の壁に手をついたまま声を上げる彼女
細かな振動を与える器具を私の目の前で自分に押し当てている彼女
すでに何度目かで横たわる私を奮い立たせようとする彼女
少なくとも服を脱ぎ捨てた彼女は駅前の道で私の車を待つ無表情な女の子ではなかった

「もっともっと気持ちよくなりたい」
何度か私の耳元でささやいた
もっと広い世界へ連れて行ってとでも言うように
だけども彼女の望むすべてをかなえてあげられることはできない
彼女が私に飽き足りなくなることは十分に分かっていた

彼女の自由になる時間は彼氏がバイトから帰ってくるまでの数時間
そして私もそれほど時間が空いている訳でもない
何回かの誘いに時間が合わず、次第にメールの間隔も開いて行く

1月あまり間が空いて来たメールにもあまり深く考えずに「時間がないから」と返信した
それから彼女からのメールは来なくなった

最後のメールは数ヶ月前
「アドレス変わりました」のメールだった
「久しぶりだね、今何してるの?」返信を書く
そういえば「彼氏と結婚するの」と言っていたのは時期的にそろそろかもしれない
「彼氏とはなかよくやってる?」の一文を付け加えて送信した

「仕事が忙しくって彼氏と別れたの」
帰って来たメールだった
「仕事?なにやってるの?」
「ソープで働いてる」

誰かに強制されてでもない
冗談半分かもしれない「エッチが好きならそれを仕事にすれば?」の問いかけに応えたのらしい
「楽しいよ」
決して楽な稼業ではないとは聞いていたが彼女はそう言う

私が彼女の客となることは結局無かった
# by kani-syumai | 2004-06-01 19:02 | 記憶の中の彼女たち

自爆だけは気をつけないと...

YTから今朝もメールが来ていた
土曜日に会いたいと言う
正直なところここのとこずっと彼女に振り回されている
そうでなくても土曜日の休日出勤が多いからなかなか本当の意味での休みが取れない
ま、俺のことはどうにかなるとしてもそうそう毎週のように幼い子供を実家に預けてじゃあまずいんじゃないかと思う
原因を作っているのは自分なのだが...俺は臆病なのだ

メールと言えば一時期途絶えていたMSも最近メールが届き始めた
彼女とは今年の始め銀座で会って以来だ
結構好みのタイプだけに嬉しい

MNも定期的にメールをよこすし数少ない10代のNSも頻度が上がってきた
こういう時は全部が集中するのだ
そして対応を誤り自爆....だけは気をつけないとね
# by kani-syumai | 2004-05-20 19:31 | 隠し事日記